日本は高齢者が増え、若い人が減り、人口減少時代を迎えました。
IT技術、AIの発達などで、便利な時代となりましたが、それだけでは人はWell-beingを実感できるとは限りません。
急に親の介護が始まったり、子どもが学校に行けなくなったりします。
なんで私だけ?と苦しむ人に、どれほど説明を提供しても笑顔になるとは限りません。
いのちの限られた患者さん・家族の支援にあたる医療に長年従事した経験から、解決が難しい苦しみを抱えたとしても、穏やかさを取り戻す関わりを学んできました。
誰1人取り残されない社会を目指すためにホスピスマインドをユニバーサルなものとして広げていくことを紹介します。
Well-beingに関心のある皆様、是非、一緒に学びませんか?
1963年東京生まれ。
世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。
救命救急センター、農村医療に従事した後、1994年より横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、1996年にはホスピス病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。
「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。
2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組んでいる。