第41回講演会 『我が人生 死ぬまで修行』
講 師:小林 國雄(こばやし くにお)氏
春花園BONSAI美術館園主 景道家元三世
日 時:2024年1月17日(水)18:30 ~ 20:00
※いつもより開始時間が早くなっています
場 所:TKP銀座ビジネスセンター(5F) 東京都中央区銀座8-2-8京都新聞銀座ビル
※オンライン(Zoom)でも同時放映予定
主 催:株式会社エスエムピー 創業経営塾SKIPPER’s
締 切:2024年1月10日(水)
講演会参加料:
SKIPPER’s会員 無料
会員同伴者 5,000円
一般 10,000円
学生・院生 3,000円
参加方法:以下のリンクからPDFをダウンロードののち、必要事項を記載の上、FAXをお願いいたします。
遅すぎる年齢で盆栽作家の道に入り、独学で学ぶにも拘わらず、貪欲さと素直さで精進し、日本盆栽作風展最高賞の内閣総理大臣賞4回受賞をはじめ、各賞の最高賞を受賞。
また盆栽を正当に展示すべく、私財を投じて「春花園BONSAI美術館」を開設する傍ら、国内外に広く門戸を開き、育てた弟子は30か国、125人に及ぶ。
日本の伝統文化における優れた成果と貢献が認められ、文化庁長官表彰を受賞。
名実ともに世界最高の盆栽作家の一人となる。
ここに至る道のりは順風満帆とは程遠く、講演会では波乱万丈の半生を語る。
昭和23年(1948年)東京都生まれ。都立農産高等学校園芸科卒業後、実家の園芸農家へ。
第七回日本盆栽作風展で内閣総理大臣賞を受賞した五葉松「奥の巨松」との衝撃的な邂逅を果たし、51年(1976年)より盆栽作家への道を歩み始める。
平成元年(1989年)に日本盆栽作風展で「内閣総理大臣賞」を受賞したことを皮切りに、同賞を4回受賞、皐樹展で「皐樹展大賞」を6回受賞、国風盆栽展において「国風賞」を16回手掛け、200人以上の入選者を育てる。
盆栽普及のために海外30か国を100回以上訪問し講演会を行うほか、国内外で100名を超える弟子を受け入れている。
平成14年(2002年)春花園BONSAI美術館開館。令和2年(2020年)文化庁長官表彰。
盆栽と水石を飾る作法「景道」の家元三世を令和4年(2022年)に継承。
主著に「盆栽芸術(天)」「盆栽芸術(地)」「BONSAI」「イチから教える盆栽」等。
最新刊に「一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法」 (ぱる出版)。
参加者の声
深い人間学のお話でした。そして豪快な生き様をされている先生ですね。
講師の方のお話が上手であっという間の80分でした。
知識ではなく知恵、勘を磨くこと、人との縁を大切にするなど生きていくために必要なことを再確認させられた講演会でした。
素晴らしい講演会を開催いただきありがとうございました。
直接お顔を拝見しながら、お話をうかがえることの素晴らしさをあらためて実感いたしました。
小林様の人となり、哲学、人生観のさわりを伺うことができ、一度修行に行って、より深く、体験の伴うお話を伺いたいと感じました。
また、会場でお話を伺うまでは、輝かしい受賞歴をお持ちの、お硬い方かと思いましたが、実体験に基づく説得力のあるお話は、時に面白く、ときに感慨深く、引き込まれるお話をいただき、事前のイメージとは真逆の、人間味あふれる、エネルギッシュですばらしいお方でした。
会場でお話を直接伺うことができ、本当によかったと感じております。ありがとうございました。
精神論に迫力を感じました。
講演そのものは非常に気づきが多く、良かったです。
生で行うことの良さを改めて感じました。
講演会もありがとうございました。
リアルだからこその温度感や雰囲気を感じることができたのがよかったです。
途中少々際どい話題もあったように感じましたが、感謝の気持ちを持ち続けること、やり続けることが重要とのお言葉が特に印象に残りました。
死ぬまで修行、継続の重要性、考える知恵についての話は良かったです。
芸術的なセンスが鋭い方で、その生活観とも、私にはピンとこなかったというのが正直な感想です。
YouTubeでは小林先生を視聴していましたが、実際の先生の人柄が知れて大変楽しく過ごしました。
ちょっと時間が短かったですね。
成功している人に通ずるのは、己れの能力を理解している事だと感じます。小林様もやはりそうでした。
興味深く拝聴させて頂きました。有難う御座いました。
30歳近くで、家庭もあり、手に職を付けることは相当な決断です。
なかなかそこまでの根性を身に着けるのは難しいと思います。
ただ、いつまでも自分を信じれば、可能性はあるということを教えて頂きました。
豪快な方で、面白かったです。
春花園の事は知っていて一度は行ってみたいと思っていました。
園長ご本人のご講演だという事でとても楽しみにしておりました。
人は人との出合い・つながりで生かされ成長していくというお話・・・本当に同じ想いです。
私も師弟関係のある世界で仕事をしておりますが、最近のセクハラ・パワハラなどハラスメント行為について、若い人たちとの間に戸惑いを感じております。
先生のお金の使い方(女性にお金をばらまく・・)や、弟子に体罰で教える・・・など
これからの時代には、通用しないことではないかと思いました。
76歳の現在も日々研鑽されている姿に感動しました。
昨日は貴重なご講演ありがとうございました。
お話しの中で、盆栽にとって重要な3要素に触れておりました事が頭に残りました。
すなわち、個性・調和・品格であります。
個性と調和のバランス感覚は大変難しいことと印象を受けました。
個性が暴走すれば調和を乱し、調和を強調しすぎれば没個性となってしまいます。そこで品格なのだと。
品格によって個性と調和のバランスをとっているのではと。
これらは人間の人格形成でも大変参考になる話しでした。ありがとうございました。