茶道の本質は「人間形成」と説いています。
「茶道は昔は武士のたしなみです。戦場においても平静に茶を楽しむ心、これを陣点と言います。いつ敵となるかも知れない相手をもてなし、常に備え、全てに気を配り、機に応じ時に従って処する。しかもいささかの隙も見せない全身一心の振る舞いを身につけることこそが茶道の道です。」
「覚悟の一服」を飲み込める人こそ一流です。
水戸徳川家の流れを汲む讃岐国高松藩松平家の末裔。
幼少期より厳しい教育・僕を受けて育つ。
大日本茶道協会会長、広山流華道教授、茶懐石・未紘流師範等を務める。
祖母・松平俊子がまとめた松平家に代々伝わる生き方教本『松平法式』を受け継ぎ講演会を行う。
どこででもお点前ができる茶箱「I for You・宙」を考案し、茶道に流れる日本の心を国内外に伝える活動にも力を尽くしている。
著書に『松平家 心の作法』『松平家のおかたづけ」(講談社)『一流の男になる松平家の教え』(日本文芸社)などがある。