リーダーシップを考えるとき、身体や神経系、生理学的な状態を視野に入れたことはありますか?
実は、私たちの心と身体は切り離すことができず、密接にかかわりあっています。
自分の身体の状態を整えることによって、効果的にリーダーシップを発揮することができます。
本講演では、今、心理学や精神医学で注目されているポリヴェーガル理論を紹介し、そこから導き出されるリーダーシップの理想像についてご紹介します。
哺乳類だけが持っている機敏な迷走神経、スマートヴェガス®を活用して、組織に安全をもたらし、透明性を担保し、個人の幸福の追求と、組織の成長を可能にする方法についてご紹介します。
日本におけるポリヴェーガル理論の第一人者として、提唱者のポージェス博士から直接教えを受ける。
ポリヴェーガル・インスティテュート・ジャパン代表。トラウマ療法のソマティック・エクスペリエンシング®の日本初の認定講師でもある。
トラウマ、うつ、発達障害、愛着障害、対人関係の問題などに、自律神経系の働きに根差した、身体からのアプローチを行い、子どもから社会人まで、多くの人の心身の健康増進のサポートを行ってきた。
現在は精神科医や心理士などの指導に当たっている。
桜美林大学非常勤講師。博士(学術)。公認心理師。
著書翻訳書多数、著書「その生きづらさ、発達性トラウマ?」(春秋社)は、中国語、および国語にも翻訳されている。